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2015.09.10 議員活動

気がつけば、天職

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政治の責務

 誰でも平和に暮らしたいと願う。そのために政治家は、戦争するために法を整備するのではなく、戦争をしないための法整備をしなければならない。政治の大事な責務・目的は、「平和で幸せだと感じる人を増やしていく」ことだが、1人でできることは限られる。だからこそ仲間をつくり、問題を一緒に解決していくことが大事である。
 とかく議員は個人プレーが多くなるが、本来は党派を超えて議論し、同じ目標に向かってさらによい政策を打ち出していくことが求められる。後輩を育てることも大事である。自分のために議員でいるのではない。何のために今、議員でいるのかを毎日確認しながら進んでいきたい。
 今年3月、明治大学専門職大学院ガバナンス科を卒業した。この歳になって政治を勉強した。学費も目が飛び出るほどかかったが、いただいた報酬から払って夜仕事が終わってから都内まで通った。働きながら単位をとるためにレポートを書き、夜中遅くまで勉強した。いろいろな自治体の議員や息子と同じくらいの歳の若者や大企業の社長さんや自治体の首長、課長等異業種交流のできるゼミで「少子対策について」をテーマにリサーチペーパーを書いた。2万字を書くために文献を読み、選挙が始まる1か月前に卒業した。政策立案についての専門職の資格をいただいた。

未来を創る議会へ

 執行部でなく、議会がちゃんと政策をつくれるような体制をこれからはとっていかなければならない時代となった。議会は執行部の追認機関ではない。二元代表制をきちんと担い、市民の声を反映させられる市政運営となるようこれからも尽力したい。そのときに心がけたいのは、肩ひじ張らず、自然に身を委ねてしなやかにフツーの女性がフツーに政治をしている世の中でありたいということである。私たちみんな同じ時代に生まれた地球の子どもたちなのだから。まずは相手の意見を受け入れてみる。それがこの地球から争いごとをなくしていく大きな一歩になるはずである。
 今、私たちは当たり前のように選挙権を手にしている。しかし歴史を振り返れば一部の特権であった時代があり、さらに女性に選挙権が与えられたのは市川房枝先生等が勝ち取ってくれたからである。その大事な選挙権を無駄にすることなく、自分のため、未来の子どもたちのために使って自分の思いを託せる人を選んでほしい。思いを託せる人がいなければ、ぜひ立候補も考えていただきたい。未来はあなたの手で変えることができるのだから。

加藤啓子

この記事の著者

加藤啓子

流山市議会議員 昭和36年西宮市に生まれる。3歳から25歳まで野田市で過ごす。平成2年から流山市向小金在住。東葛飾高校、立教女学院短期大学卒業後、昭和57年住友海上火災保険株式会社に入社。勤務しながら放送大学を卒業。平成14年に退職。その後、流山市教育委員会東部公民館生涯学習専門員委員、流山市男女共同参画審議会委員等を務める。平成23年に初当選を果たし、現在2期目。平成27年3月、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科を卒業。26歳を筆頭に3人の子の母。好きな言葉は、「人事を尽して天命を待つ」。 公式ウェブサイトhttp://keikokato.net

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